実践的行動理解 / マーケティング

心理学で読み解く人間行動と意思決定

「役に立つ」はいらない

ある金融ローン企業が二つの広告を載せた。

  1. 直接的な売上方法
    • [見出し] : どうすれば200ドルの融資が受けられるか?
    • [意図] : 素早く融資を受けられることを重点的に強調。借り入れ可能な金額の一覧と、月々の返済プランを示す。
  2. 間接的な売上方法
    • [見出し] : どんなとき融資が役立つか?
    • [意図] : 勉強を中心にしている。ときには融資も役に立ちます。もちろん、借金を返済できなくなるリスクもありますが、どんなときに融資できるかは知っておくべきです。十分な情報を与えた上で、資金を前向きに利用して欲しいです。

2の広告には明確な意図があったが、結果は1番の「どうすれば200ドルの融資が受けられるか?」に2.5倍の効果が現れた。

後々、担当者はこのように語っているこのように語っている。 「「どんなときに融資が役に立つか」は哲学的な見出しである。しかし、「ピンチに陥っている人間」には、哲学はいらない。必要なのは、素早く融資を受けること」

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