マザコンとは
簡単に言えば「母親にすべての判断をゆだねてしまう」という症状である。 実際の表現としては、「母親離れしていない」「自己決断力に欠ける」など
息子と母親の間の強い依存コンプレックスを「甘え」amae と表現することは、欧米人にも知られている表現である。
別の表現では自分と母親の境界線が引けなくなった状態。と説明している
癒着の状態は、「お母さんはお母さん。私は私。」という線が引けなくなっている状態です。癒着していると、自分の気持ちがどうかよりも、「お母さんがどう思っているのか?」と母親の顔色をうかがったり、「お母さんが気に入るかどうか?」で決めようとしたりしがちになります。
ファザコンの説明
父親と距離を置くような厳格な家庭で育った場合、厳しい父親に表面的な愛情表現をされないまま成長してしまったために、その欠落感を埋めるために父性的なものに憧れ、ファーザー・コンプレックスが形成されるとされる。
つまり、父親からの愛情というものを与えられなかったからこそ、欲するのだ。
原因:母親の過干渉と期待に答えようとした
もっともわかりやすく、そして簡略化された母親との癒着の原因は次の通りです。
子供に「ああしなさい。こうしなさい。」「これしちゃダメ、あれしちゃダメ。」と口出しをする母親がいたとします。実は、母親として自信がなかったから過干渉にならなければならなかったのだとしたら、傍に居る子供が感じる気持ちは、母親の不安です。子供の心では、自分が母親の言うことを聞くことで母親が安心するならばと、いい子ほどがんばります。
from https://www.counselingservice.jp/lecture/3310/
つまり、母親の過干渉から親の不安を感じ取り、「母親の不安を取り除くにはどうすればいいか?」を成功の指標としてしまう。ということが根本の原因の用です。
「自分にとって最大の利益は何か?」「自分はどうしたいのか?」ではなく、「母親の不安を取り除くには?」を第一に考えてしまうのでしょう。
母親に笑顔でいてほしくて、自分の気持ちをがまんしてまで、母親を優先してきたことに気がつけると、子供のやり方ではない母親とのかかわり方が見つけやすくなるでしょう。
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不明な説明
フロイトの説明
フロイトは以下のように説明している
フロイトによると広義ではマザーコンプレックスは子供が母親との愛情に対して疑問を感じない心理状態のことを指すとされ、その意味ではほとんどの人間は本来幼児期にマザーコンプレックスになるとされる。
フロイトによると、マザーコンプレックスは実際に母親が与えた心理的な原因にあるのではなく、母親が読んでくれたメルヘンな物語からきているとされる。物語では、優しい母親が現れる一方で、ひどい母親も現れるため、その相反するイメージが強烈でいつまでも残ってしまうため、結果的に母親に執着してしまうのであるという。彼は親を中心とするファンタジーにその原因を求めたのである。
これについては確証となる根拠はない。 というか意味が分からない。
ユングの説明
ユングの場合には、その原因は人類に共通の無意識である集合的無意識にあるとし、アーキタイプ(元型)であるグレートマザーにその原因を求めた。彼によると全て男性は女性の人格を無意識の中に秘めており、それが自らの精神であり永遠の女性の輝きを放っているという。女性性は初め母親の上に投げかけられており、近親相姦的な母子一体の世界観を作り上げている。それは心的な宇宙における子供の世界であるが、やがて母親も一人の人間であることを子供は知り、母親と対決することにより自らの心的世界に理想の女性とするアニマを作り上げるのである。この過程において、母に対して限りない英知と母なる大自然のイメージ、子としての絶対的信頼の感情があるとされ、これは肯定的なマザーコンプレックスと言われる。
マザーコンプレックスは男性に多いと一般に考えられているが、ユングの研究によると、実際には純粋な肯定的なマザーコンプレックスは女性に多いとされる。男性の場合は、母は一人の異性であるためアニマの元型が混合しており、母であり恋人のような雰囲気を拭い去れないのに対し、女性はアニムス的なものが入らない限り母と娘を繰り返し、母のような目で夫を見るため、多く干渉し支配を行おうとする。さらに一方では夫の伴侶であり、自分自身の個性が全く育たない。さらにこの状況において女性が空虚であることは、男性側に対しそこにあらゆるものが存在するという神秘のイメージを与える。
これに対し、否定的なマザーコンプレックスは男性にとっては自己去勢を伴い性的不能を招く可能性が高いとされる。だが、この場合も純粋なマザーコンプレックスは女性に多く見られるという。この場合女性は男性にとっては要求が多く、合理的であり、自然的なものを拒否する。
だが、こうしたものがある一方で、実母の権力を打ち破るために知性を養った場合は、優れた判断力を持ち性愛を超え男性を理解出来る女性もごくまれに生まれるという。こうした場合は結果的にはすばらしい人間になり、結婚生活も良好に進むことが多いという。